布施です。
精神的ストレスの軽減に、マインドフルネスや瞑想の有効性が示されています。
例えば、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29364935
その、マインドフルネスや瞑想、あるいはヨガは、ストレスを軽減し、
心を落ち着かせ、自律神経の副交感神経を優位に促します。
副交感神経には、心臓を落ち着かせる働きがあります。
つまり、安静時心拍数も減少させます。
こちらはマインドフルネスや瞑想の研究のメタ解析論文ですが、
それらにより安静時心拍数が3.4/分低下、血圧も低下することが示されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28863392
ヨガを含めたこちらのメタ解析論文でも安静時心拍数が3.2/分低下、血圧も低下しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28963884
安静時心拍数が10/分上がる毎に死亡リスクが9%上がるという話でしたから、
単純にこじつけてみますと、
マインドフルネスや瞑想、ヨガにより、死亡リスクが3%くらい下がるかもしれません。
いずれにせよ、精神面の有効性のみならず、それにより身体的にも好影響が及ぶことが示唆されます。