前回、遊離糖は極力避けた方が良いという話をしました。

遊離糖を極力避けましょう。

 

はちみつはどうなの?という質問を頂きました。

蜂蜜(はちみつ)は、身体に良さそうなイメージはありますが、どうなのでしょうか?

 

蜂蜜は主に
単糖類(ブドウ糖、果糖;最大80%)、二糖類(3〜5%)、水分(17〜20%)、そし少量ですがビタミン、ミネラル、タンパク質、アミノ酸、酵素 、フェノール化合物などの幅広い成分を含んでいます。

この非糖成分で健康への効果が期待できるとされています。糖尿病や脂質代謝異常、高血圧などの予防、抗動脈硬化作用の報告はありますが多くがラットなどの動物実験レベルのようで、ヒトの確たるエビデンスほとんどなさそうです。

 

また、蜂蜜によってその含有成分がかなり異なるようで、製品によって効果も違ってくるのでしょう。

生産地や、製法、加工工程によってかなり違ってくると思います。

たとえば、Manuka honeyという蜂蜜は確かに品質が良いようで、抗菌作用や創傷治癒作用などの報告もあります.

なんと、ピロリ菌除菌作用の効果もあるとの記載も。さすがにこれは期待しないほうが良いと思います。

 

何れにしても、どの蜂蜜も糖分がほとんどですので使いすぎないほうが良いと思います。

ブドウ糖、果糖で8割方占められていますので、他に微量な有益な成分があろうとも、この糖のデメリットを打ち消すことはできないでしょう。

蜂蜜も遊離糖の1つとして、摂取制限をした方が良いと思います。

つまり、男性36g/日、女性24g/日の遊離糖摂取上限内に蜂蜜も含めるべきです。

蜂蜜重量x0.8が概ねの糖分量ですね。

 

結論:蜂蜜も遊離糖として、制限の対象です。

 

【参考文献】

Nguyen HTL, Panyoyai N, Kasapis S, Pang E, Mantri N. Honey and Its Role in Relieving Multiple Facets of Atherosclerosis. Nutrients. 2019;11(1)