こんばんは。布施淳です。
ふるさと納税で、届きました!
ブルーベリーです!
割と大粒で、酸っぱくないし、美味いです。
岩手県、北上市からです。
しゅうブルーベリー園 http://cotacafe.sakura.ne.jp/wordpress/
ブルーベリーは、糖尿病予防に良い
果物は、食物繊維、抗酸化物質、ファイトケミカルなどが含まれ、身体の健康に良き作用をもたらします。
ブルーベリーは、中でも優秀な果物なのです。
例えば、この論文。
Fruit consumption and risk of type 2 diabetes: results from three prospective longitudinal cohort studies (BMJ 2013;347:f5001)
3つのコホート研究を合わせ、計18万人以上の男女を対象にした米国の研究。
週に3サービング(サービング→概ね1カップ、一人前)のフルーツを食べていると、糖尿病になる確率が低率という結果です(生活習慣等調整できる因子は調整しています。)。
フルーツ別の糖尿病罹患の確率は概ね、
ブルーベリー 26%低下
ぶどう、レーズン 12%低下
プルーン 11%低下
りんご、梨 7%低下
バナナ 5%低下
フルーツジュース 10%上昇
グレープフルーツ、桃、プラム、あんず、オレンジ、いちご は有意な低下はありませんでした。
ちなみに、フルーツジュースの場合は、糖尿病になる確率が10%高くなります。
フルーツジュースはフルーツじゃないですよ
市販のフルーツジュースの多くは、良い成分の食物繊維、抗酸化物質、ファイトケミカルなどなどが削ぎ落とされていきます。そのような成分は、ジュースにする際に、取り除かれる皮とか皮の近傍とか、筋とかに多く含まれていたりします。結果、ジュースには、糖分ばかり残ってしまい、上記のように糖尿病になる確率が上がると推測します。
ブルーベリーは、皮ごと、丸ごと食べるから良いのでしょうね、きっと。丸ごと食べるいちごが、あまり成績がよくないのが不思議ですが。。。
フルーツジュースを飲む習慣のある人は、丸ごとフルーツを食べる習慣に置き換えると良いです。
下図は、上記論文のグラフの1つです。
週に3サービング(3カップ 約240mlx3)フルーツジュースを飲んでいる習慣を、3サービングのフルーツに変えた場合の、糖尿病に罹患するリスクを示したグラフです。下に長いほど、リスクが低下するという意味です。ブルーベリーはやっぱりトップの低下率です。優秀です。
まとめ
フルーツジュースなど、フルーツを加工したものの多くは真のフルーツではありません。様々なフルーツが、糖尿病予防の効果を有しているようですが、中でもブルーベリーは相対的に効果が高いです。小腹減った時につまむのにも良いサイズですし、オススメです。岩手県北上市、ありがとう。
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