健康志向の昨今、肉などの動物性食品を控えて、野菜中心に切りかえる方、多いと思います。たんぱく質の観点から言うと、動物性蛋白から植物性蛋白への切り替えということです。

その切り替えは、どの程度身体に影響するのでしょうか。

Association of Animal and Plant Protein Intake With All-Cause and Cause-Specific Mortality.

JAMA Intern Med. 2016 Oct 1;176(10):1453-1463. doi: 10.1001/jamainternmed.2016.4182.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27479196

 

米国のコホート研究、13万人が対象です。

下の図は、その結果の表の1つです。

 

摂取カロリーの3%を動物性蛋白から植物性蛋白に変えた場合の相対死亡リスクです。

動物性蛋白の食材別にリスクが異なります。

 

縦線より左に点があると、植物性蛋白に切り替えたことでリスクが低下することを示します。

全体的には、植物性蛋白に変えたことで概ねリスク低下していることは明らかです。

 

一番上の全死亡に注目しましょう。

 

・加工赤身肉→植物性蛋白  34%リスク低下

・非加工赤身肉→植物性蛋白 12%リスク低下

・鶏肉→植物性蛋白             6%リスク低下

・魚→植物性蛋白                    6%リスク低下

・卵→植物性蛋白                   19%リスク低下

・乳製品→植物性蛋白               8%リスク低下

 

ということで、動物性蛋白をやめて植物性蛋白に切り変えると、早期死亡のリスクが低下することが期待できます。

特に、加工肉、卵、赤身肉からの変更は良さそうですね。