こんにちは。布施淳です。

ちょこっと狭心症のことを書く機会があったので、こちらにも書いときます。

 

身体的な問題が生じた場合、「問題出現→致死的事態」につながりやすい代表的な臓器は心臓です。そして、代表的な病気として、狭心症や心筋梗塞があります。

 

心臓を栄養する血管(冠動脈)が狭くなると「狭心症」、急に詰まってしまうと「心筋梗塞」。「狭心症」は数分間の一過性の胸痛、「心筋梗塞」は激しい胸痛が20分以上持続することが多いです。心筋梗塞になると、心臓が腐ってしまい突然死につながりやすいです。時間単位、分単位は当たり前、時に秒単位の劇的な病状推移を呈します。

 

心筋梗塞患者の半数が「狭心症」の症状(小発作)が先行し、そして、ついに激しい胸痛とともに「心筋梗塞」(大発作)を発症します。半数が、前触れなく、いきなり激しい胸痛とともに「心筋梗塞」を発症します。

 

前者、後者、いずれのパターンでも、経験したことのない激しい胸痛が突然生じたら我慢せずに、救急車を要請した方が賢明です。

 

「狭心症」を疑う症状が出現した際も、放置せずに、早め早めに医療機関に相談すると良いと思います。早めに相談した方が良い「狭心症」の症状は、下記の「典型的狭心症」のケースです。

 

①胸の真ん中の締めつけられるような痛み
②身体活動や精神的ストレスで誘発される
③安静や硝酸薬(ニトロ)で数分で改善する

 

・典型的狭心症(Typical angina):上記3つ全て当てはまる場合

・非典型的狭心症(Atypical angina):上記のうち2つが当てはまる場合

・非狭心痛(Non-anginal chest pain):上記のうち当てはまるのが1個以下

 

angina-ptp

「表は、ヨーロッパ心臓協会のガイドラインからの抜粋で、症状と年齢から推定する、病気(冠動脈狭窄)を有する確率です。例えば、若年女性は、本当の狭心症(冠動脈狭窄)を患う確率が低いです。女性ホルモンパワーです。しかし、閉経して10年20年してくると、どんどん動脈硬化が進みます。男性は30-40代でも、油断できません。

 

先行する「狭心症」症状を放置したり、早めの対処を怠ったために、その後かえって長い入院を要してしまう事態になったり、命を落としてしまったりする人も多いです。「胸痛」は馬鹿にできません。生じた問題を先送りしない習慣をつけたいですね。