おはようございます。布施淳です。

いろいろと多忙で余裕がなく、このブログの更新も出来ていませんでした。時間の使い方がまだまだ甘いなと思う次第です。

多忙の一因として、今月は様々な医療シミュレーション講習会に参加する機会を頂いています。

 

AMLS(Advanced Medical Life Support)

成人患者の内因性疾患の緊急度を推し量り、診断を試み、初期治療を施し、適切な施設や専門医に橋渡しします。

BLS(Basic Life Support)

成人、小児、乳児の一次心肺蘇生

PALS (Pediatric Advanced Life Support)

小児・乳児の疾患の緊急度を推し量り、診断を試み、初期治療を施し安定化を図ります。一次心肺蘇生二次心肺蘇生も含みます。

JMECC (Japanese Medical Emergency Care Course)

成人患者の内科的疾患の緊急対応。初期評価、初期治療。一次心肺蘇生二次心肺蘇生も含みます。

ACLS EP(ACLS Experienced Provider)

成人の二次心肺蘇生の上位の講習会。心停止に切迫する前後の様々な病態とその対応を学びます。

J-MELS(JAPAN MATERNAL EMERGENCY LIFE-SAVING)

妊産婦の緊急対応。一次心肺蘇生二次心肺蘇生も含みます。

 

 

このように、自分の行動を振り返ると、時代の変化に気付きます。

 

① 救急シミュレーション教育の焦点のシフト

一昔前までは、シミュレーション教育というと一次心肺蘇生(BLS)、二次心肺蘇生(ACLS)が主体でした。心臓が止まってから、それに対して救命処置を施す、というコンセプトです。

しかし、今は、心臓を止めないようにするトレーニングに徐々にシフトしてきています。当然といえば、当然です。心臓が止まってから頑張っても、なかなか救命率は上がりません。火事の火消しの練習より、火事を起こさない心構えの方が効率的ですものね。(と言っても、火消しの練習も必要ですが。)

 

② シミュレーション教育の普及

一方で、シミュレーション教育自体の普及にも目を見張るものがあります。なかなか、コストや手間はかかりますが、その学習効率が認識されてきているということでしょう。また、まだ週末の休暇を利用した自己研鑽としての位置付けが多いのですが、少しづつ、日中の勤務時間内での講習会開催も始まってきています。医療安全に関わるトレーニングが、自らの休暇を削って行うのもおかしなものです。

そういえば、先日は勤務する病院で大々的に災害訓練を行いました。これも立派なシミュレーションです。

また研修医相手の教育や、担当している大学院の授業でもちょっとしたシミュレーションを用いた教育を頻用しています。

 

 

今週末は、またAMLS(American Medical Life Support)への参加です。休みが皆無です。。。