こんにちは。布施淳です。

巷に溢れる、栄養ドリンク、エナジードリンク。両者とも自分では飲まないので、その違いはよく知りませんでしたが、違うそうです笑。ま、どっちでもいいんですけれど。

 

参考: Gigazine 「エナジードリンク」と「栄養ドリンク」は一体何が違うのか?

 

ググったら、いっぱい出てきます。

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自分の周囲にも日常的に飲んでいる人が少なくありません。

 

そのエナジードリンク。

「Circulation」という医学雑誌に、子供や若者がエナジードリンクを飲むことは心臓血管の健康のためには好ましくない、旨の記事が掲載されていました。

 

 Energy Drinks Pose Worrisome Risks to Adolescents’ Cardiovascular Health

 Circulation. 2016;134:1052-1053. doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.116.025039 

 

 

 

エナジードリンクの急性症状

エナジードリンクは、多量のカフェイン、砂糖や、タウリン・ガラナ・朝鮮人参・L-カルニチン・イノシトールイ・グルクロノラクトンなどが含まれています。10代の若者が飲んでも安全であると販売する会社は主張していますが、一方で、それらを飲むことで、救急病院を受診することになったり、中毒センターへの相談が必要になったり、或いは死亡といったイベントとの関連などが報告されているそうです。アルコールと共に飲用すると危険性が上がるようです。

 

 

そのメカニズム

健康人であっても、エナジードリンクを2本以上飲むと、血圧上昇や動悸・不整脈を助長します。そして、電解質(血液のバランス)が乱れたり、血小板凝集が増強したり(血栓ができやすくなる)、血管内皮障害が助長されたり(血管が痛む)、動脈硬化が促進されたりするという研究があるそうです。心臓を強める作用(強心作用)があり、心拍数が上昇し、心臓の拍出量が増加します。血糖も上がります。

含有刺激物質単独ではなく、それらを同時摂取することによる相互作用による身体への悪影響も懸念されるという意見もあります。

 

そもそも、エナジードリンクの効能は?

販売会社は、エナジードリンクを飲むことで、精神的に覚醒したり、集中力が増したり、代謝が活発になったり、身体のパフォーマンスが向上したり、健康になったり、というイメージを打ち出していますし、多くの人々がそのような目的で飲用しています。しかし、これを裏付ける研究はほとんどありません。それどころか、運動時はむしろ危険との意見もあります。

そして、依存性の可能性、習慣的な飲用を中止すると、不安や攻撃性、睡眠障害が助長される可能性も示唆されています。特に若年者へのエナジードリンクの長期飲用の効果や影響はよくわかっていません。心臓への悪影響や行動障害、暴力性、違法薬物使用などとの関連も懸念されます。

 

他の国は?

デンマークやノルウェイ、アイスランドなどでは、未成年へのエナジードリンク販売を禁じています。ラベルへのアラートの明示や、販売制限をしているところもあります。フランスでは2008年に”Red Bull”が販売中止になりましたが、カフェインやタウリンの悪影響が証明されず、販売再開の指導が入りました。

 

 

終わりに

「Circulation」という心臓の世界では世界的に有名な英文医学雑誌ではありますが、引用文献が記載されていないので、この記事そのものの信ぴょう性も不明であり鵜呑みにはできません。その前提ですが、この記事の著者は、子供や青年期の人はエナジードリンクを飲むべきではない、ということを啓蒙する必要性を訴えています。青年期以降の人に関しては明示されていませんが、この記事を読むと飲みたくなくなります笑。エナジードリンクを飲むメリットははっきりしないし、わざわざ割高なこのドリンクを飲む必要性はないだろうと感じました。疲れた時は、子供でも大人でも、麦茶か水でも飲んどけって感じかと、自分なりに解釈しました笑。血糖上げたいときは、搾りたての100%フルーツジュースかな笑。