おはようございます。布施淳です。

 

これまでの人生で体験した「逆境」って何ですか?

 

先日、あるグループで「逆境」体験をシェアしあう大変貴重な機会がありました。

一見、普通に、平和に生活しているように見える人たちも、それぞれに厳しい「逆境」の経験があったり、いま「逆境」が現在進行形であったりすることに衝撃を受けました。それをシェアしてくださるその「勇気」にも衝撃を受けましたし、それをシェアし合える「信頼関係」にも感激しました。「逆境」体験をシェアすることで、さらに「信頼」や「絆」が深まります。

 

 

よくある「逆境」体験の一つは「病気」です。医師という職業は、人々の「逆境」に救いの手を差し伸べる大変やりがいのあるものであることを再認識しました。

 

しかし、「逆境」は他にも様々なパターンがあります。多くの場合絡んでくるのが「人間関係」です。見方によっては、日々の生活は「逆境」の連続と捉えることもできたりします。

 

先日の新聞記事。成人の4人に1人が自殺を考えたとする意識調査の結果です。

多くの場合、「逆境」が絡んでいるものと推測します。

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年間約2万5千人が自殺を敢行してしまいます。でも多くの人が「逆境」を自分なりに乗り越え、「自殺」を思いとどまり、今を生きています。この乗り越える力が「レジリエンス」です。このブログでも何度か触れました。

 

「レジリエンス」の師匠は誰だ?

「ポジティビティ」は「レジリエンス」を強化する

 

そして、この本。

 

ペンシルバニア大学で効果検証され、様々な成果を上げ、世界最強のレジリエンス・トレーニングと謳われる「ペン・レジリエンシー・プログラム(The Penn Resiliency Program; PRP)」のエッセンスが織り込まれている本です。ちょっと冗長で読みづらいのですが、根幹を成すフレームワークは非常に参考になります。

 

当たり前のことも多々書かれていたりしますし、既に自分でも”なんとなく”やっていることも多いと思います。でもこれを、「スキル」として見える化することで誰にでも活かしやすくし、一人でも多くの人に取って、「逆境」を乗り越える「レジリエンス」の強化につながるのではないかと思います。単に「読む」だけでなく、自分なりの「実践」を重ねることで強化されていくことになるでしょう。「実践」が重要です。

 

「逆境」の真っ只中にいる人も、そうでない人も、読んで損のない本です。