おはようございます。布施淳です。

 

前回、テレビの問題点に触れました。

テレビと「幸せ」にはどんな関連があるのか?

 

引き続き、テレビネタ。

 

テレビと肺塞栓の関連

循環器系では有名な医学雑誌「Circulation」に、テレビ関連の論文が出ていました。一般受けしそうなので、早速朝日新聞にも取り上げられていました。

 

Watching Television and Risk of Mortality From Pulmonary Embolism Among Japanese Men and Women

The JACC Study (Japan Collaborative Cohort)

http://circ.ahajournals.org/content/134/4/355

 

 

要するに、テレビを長時間観ていると、肺塞栓症で死に至るリスクが高まると言う話です。

 

 

肺塞栓とは?

安静時間が長いと、血液がうっ滞しますので、足の静脈に血栓が形成され、それが心臓、その奥の肺の血管まで流れ飛び、詰まってしまい、呼吸が苦しくなったり、死に至ったりする病気です。いわゆる「エコノミークラス症候群」という病気です。熊本等の震災でも、自動車の中などで過ごしている人に複数発症したことでも知られます。

【参考】

厚生労働省 深部静脈血栓症・肺塞栓症

肺塞栓症 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス

 

 

長時間テレビを観ていると肺塞栓になりやすい

さて、この日本発の論文、1988年〜90年に約8万人(40〜79歳)のテレビ視聴時間を調査し、その後19年間追跡した観察研究です。様々な限界はあるものの、ざっくり以下の結果です。

1日5時間以上テレビを観ていた人は、1日2.5時間未満の人に比し、肺塞栓による死亡リスクが2.5倍高かったという結果でした。1日2.5-5時間の人は、1.7倍でした。

 

PE TV Circulation 表

 

この論文の中で取り上げられていた過去の研究では、生活の中での座位時間が長い人(41時間以上/週)は、短い人(10時間未満/週)よりも、肺塞栓になるリスクが2.3倍高いという結果もあるようです(BMJ 2011;343:d3867)。

 

 

要するに、安静が悪い

要するに、「テレビを観る=座っているか、寝ている」 ということが悪いのです。

個人的には、テレビを観なければ良いと思うのですが、それでもどうしても、長時間テレビを観たい人は、立ってみれば良いのです笑。スクワットしたり、屈伸したり、足踏みしたりしながら見たら、よりベターです笑。

 

自分は、自家製スタンディングデスク笑で立位を心がけています。座りたい時は、以前も触れたように、バランスボールです。

 

standing balance ball