おはようございます(ハイタッチ笑!)。布施淳です。

 

昨日、自分の勤務する病院内で「マインドフルネス」に関する講演会がありました。

演者は、慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室 佐渡充洋先生です。

シンプルな話でしたが、マインドフルネスのエクササイズもあり、期待以上のインパクトでした!

 

「マインドフルネス」という言葉は最近よく耳にしていましたし、”なんとなく”興味を惹かれていたので勉強しようと思ってはいましたが、「思う」だけで、実践していませんでした。「瞑想」とか「ヨガ」とか、そんなイメージ。でもそれは、本質ではなく、手段であることを初めて知りました。

 

マインドフルネスとは、意図的に、今この瞬間に、価値判断をすることなく注意を向けること(ジョン=カバットジン)

とのことです。

 

改めていろいろググってみました。

http://www.humanwellness-institute.org/mindfulness.html

「マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることです。マインドフルネスは、自分の身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む「こころのエクササイズ」です。」

http://www.lifehacker.jp/2014/01/140124mindfulness.html

「マインドフルネスとは、単純に言えば、その一瞬に全力を傾けること、と考えることができます。」

http://mindfulness.jp.net/

「マインドフルネスを、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。 」

http://mindful-leadership.jp/mindfulness/

「マサチューセッツ大学医学大学院教授で、マサチューセッツ大学マインドフルセンター創設所長のジョン・カバット・ジン氏によると、「特別な形で注意を払うこと。それは、意図的に、今の瞬間に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことだ。」と述べています。」

「ポジティブ心理学の分野の研究者である心理学者タル・ベン・シャハー氏は、著書「ハーバードの人生を変える授業」(大和出版)のなかで、「自分がしていることを十分に理解し、判断や評価なしにいまの瞬間をできるかぎり受け入れるようにすることです。『いま、ここ』に焦点をあて、やっていることを体感し、好き嫌いにかかわらず湧きあがる感情を味わっていることがマインドフルな状態です。」と書いています。」

http://m.huffpost.com/jp/entry/8966652

「マインドフルネスとは「今自分に起こっていることを、判断や批判なくそのまましっかり認識すること」=心の整った健全な状態であり、デフォルトでこの心の状態に自然になるようにするための訓練法として、最も効果的なのがマインドフルネス瞑想だ。」

http://jimleadership.org/detail.html

「マインドフルネスは、「今という瞬間、瞬間への、一切の評価、判断を挟まない、気づきの状態(アウェアネス)」です。マインドフルネス瞑想は、マインドフルネスを養うための修練です。」

 

 

キーワードは「今、この瞬間」という感じです。

 

「過去」に意識が飛び、自分の行ったことへの後悔などが反芻してしまうことで、「抑うつ」になります。

「未来」に意識が飛び、これから起こるかもしれない試練を想像、反芻してしまうことで、「不安」になります。

 

公演で示されていたこの図、自分的にはかなり腹落ちして、インパクトありました!

 

depression

(慶應義塾大学医学部 精神神経科学教室 佐渡充洋先生)

 

我々の意識は、自分で意図せずに「無意識」のうちに、「過去」や「未来」に向いてしまいます。そうではなく、「意図的」に、「今、この瞬間」に意識を向けようということです。

 

 

 

我々の中には2つのモードがあるといいます。

 

① することモード doing mode

目標を設定して、それに向けての段取りを考えて行動します。明日の事、将来のことなど、未来の予定のことばかり考えてしまいます。現代人が染まりやすいモードです。

 

② あることモード being mode

今の感覚に注意を向け続けます。具体的には、じっくり味わいながら食事をするとか、鳥のさえずりに聞き入るとか、自分の呼吸に注意を向けるとか、です。

 

 

両者に優劣はありませんが、概ね以下の感じです。

 

doing modeは

・問題解決モード

・処理速度は速いが、多くの情報を見落としてしまう可能性。

・ネガティブ感情をdoing modeで解決しようとすると問題が生じることが多い(不安や抑うつ)

 

being modeは、

・見落としていることに気づく。
・今を大事にする、今を実感する、今を観察、自分を観察。
・五感を使う

 

我々は(自分はそうですが)とかくdoing modeに陥りがちです。doing modeに過度に偏ることなく、being modeも織り交ぜてみよう、見失っているものがないか、being modeを鍛えて、「今この瞬間」を大事にしてみよう、ということです。その方法の1つが、「瞑想」です。

 

being modeを取り入れることで、自分に優しくして、自分への批判を和らげます。自己効力感が上がり、そして、他人にも優しく接し易くなります。今この瞬間の自分を客観的に観察することで、自分の中に湧いたネガティブ感情も、より客観的に認識することで、より良い対処法につなげることが可能になってきます。

 

 

マインドフルネスは様々なものに応用されています。ストレス軽減や、ビジネス、医療、、、、。

医療への応用では、うつ病や不安障害などの精神疾患はもちろん、慢性疼痛や癌患者にも活用されており、それぞれにその効果が確認できる「エビデンス」があるようです。スピリチュアルな怪しい「医療もどき」とは違うのです。

 

最近、腰痛にも効果的という論文も見かけました。JAMAという世界的に有名な一流医学雑誌です。

http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2504811

mindful 腰痛JAMA

 

自分は、バリバリのdoing modeですし、過去にも未来にも悩みも盛りだくさんだし笑、腰痛もあるし、マインドフルネスを取り入れるメリットはありそうです。勉強してみます(学習欲)。やることたくさんあるなー!(←doing mode笑)。