おはようございます(ハイタッチ笑!)。布施淳です。

 

友人と「遺伝子」の話が出て、以前読んだ本を思い出しました。

 

 

世の中で言われている以上に「遺伝子」の影響は大きい、という趣旨の本です。例えば「学業」。我々は学生時代に一生懸命?勉強してきたわけです。しかしながら、成果(例えば大学合格とか試験合格など)のすべてが自分の努力の賜物というわけではありません。学業成績への遺伝の影響はおおよそ40%ほどを占めると言います。成果の少なくとも40%は自分の努力とは無関係なのです。ちなみに、教育投資による収入増への影響は約10%ほどです。

 

「遺伝子の影響が思いの外大きい」という話は、社会的にはタブーのようです。皆、不公平感を感じたり、絶望したりして社会的悪影響が大きいからです。メディアも取り上げづらいテーマです。その意味では、タブーに切り込んだこの本は貴重です。インパクトあります。amazonのレビューも見てみてください。怖くなります苦笑。例えば、、「この手の知識に詳しい人が読めば嫌に気持ちになるし、知識の乏しい人が読んでも死にたくなるような内容です」「人生がうまく行っていない人は読まないほうが良いのではないか」「ほとんどの人が実感しているが言いにくいことを文章にしてしまった本」「なんか人生すべてが遺伝子によってコントロールされているような感じがしました」「ちなみに私は結構絶望的になった」。自分も例に漏れず、ブルーな気分になります。。。。

 

遺伝子的に能力に劣った人はどのように生きればよいのでしょうか?

この本には、こうあります。

 

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「遺伝の制約を環境によって克服し、その社会の価値基準で望ましい行動をとれるようにすることが解決策になるのでしょうか。むしろ問題は「頭の悪さ」それ自体にあるのではなく、ある遺伝的な行動特徴を「頭が悪い」とみなし、それを不利な状況に陥りやすくさせる社会的状況にもあると考えられないでしょうか。」

 

「問題は、遺伝子たちが表れようとする行動にふさわしくない環境が周りにあるからなのかもしれない」

(抜粋)

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遺伝子に優劣があったとしても、その優秀さは「ごく一面」のことです。遺伝子的に、頭の良い人もいれば、身体能力が高い人、コミュニケーションスキルが高い人もいます。頭が良くても身体能力が低い人、身体能力が高いけどコミュニケーションスキルの低い人、勿論います。

 

イチローは遺伝子的に野球の天才です。野球に対し絶ゆまぬ努力を怠らないという意識までもが遺伝子の影響とも言えます。そこまで含めて、天才です。北野武は、お笑いや創作力の天才です。彼らは、彼らの遺伝子的な能力=才能、を十二分に活かせるフィールド=環境で生きることを選択できたのです。つまり「強み」を如何なく発揮出来るフィールド=環境にいるから「天才」なのです。イチローがお笑い芸人の道に進んだら、天才的活躍が出来たかわかりません。北野武がプロ野球選手を志したら、天才的活躍が出来たかわかりません。遺伝子たちが現れようとする行動にふさわしい環境を、自ら作り出したり選択したりすることが重要なのです。

 

 

 

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「特定個人の遺伝情報をもとにその人の価値や質が問われ人生を考えねばならない場面に直面する時代、つまり遺伝子の人格化の時代はそう遠くないと思われます」

 

「私たちが求め続けている自由で平等な社会とは、遺伝子の制約を乗り越えることによって実現されるものではなく、むしろ遺伝子たちのふるまいをきちんとわきまえ、遺伝子たちと調和しようとする営みのなかで実現されうる」

(抜粋)

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この考え方は、「ストレングスファインダー®」につながります。自分の「才能」を見極め、それを磨くことで「強み」に変えて、それを十二分に活かせる環境で献身する、という考え方です。著者が主張するような「遺伝子の人格化」の時代はまだ一般化されていませんが、自分の遺伝子的な「才能」「強み」を見極め、活かすことがその前段階だと思うのです。ということで、ストレングスファインダー®を勧めています。興味のある方、ご連絡ください。