おはようございます(ハイタッチ笑!)。布施淳です。

 

世の中では、「ポジティブ」でいることが「良いこと」と強調されています。

自分もそう思っています。ストレングスファインダー®で、「ポジティブ」が上位資質な人をとても羨ましく思ったりします(布施は22位です)。

しかし、ポジティブ偏重の流れに異議を唱える本。

 

 

この本では、ネガティブな感情もそれぞれに意味があるとしています。

ネガティブな感情といえば、例えば、「怒り」や「罪悪感」、「不安」など。

ネガティブな感情を抱いた場合、我々はついついそれを打ち消すような不健全な対応を取ってしまいます。例えば、怒って怒鳴り返すとか、怒って無視するとか、大量飲酒、過食、場合によっては自傷行為、などなど。あるいは、無理に自分の心の内に押し込めたりもします。

 

そうではなく、そのネガティブな感情を理解し識別することによって心身に無害なものに転換できると言います。

 

「怒り」は、勇気をもたせてくれます。楽観性、創造性、行動の効率を高めてくれることもあります。

 

「罪悪感」は、道を外れた行いを正してくれます。

 

「不安」は、危険を見張ってくれています。知覚を高めたり、問題解決能力を高めてくれたりします。

 

 

ネガティブな感情を避けてばかりいると、人としての成長と成熟が妨げられ、冒険の機会を逃し、人生の意味や目的を掴めなくなります。幸福感も損なわれてしまいます。

 

その時に生じた思考や感情は、外界の出来事に対する単なる反応ではなく、状況に応じて提供されたツールと見るべきである。つまり自分の心の状態を良いとか悪いとか、ポジティブとかネガティブとか決めつけるのをやめて、「その場の状況にとって有益かどうか」と考えるようにした方がいい」(抜粋)

 

ネガティブな資質を、抑圧したり、無視したり、隠したりしてはいけない。それらに気づき、価値を理解し、ここぞという時に活用すればいい。」(抜粋)

 

この本では、このような「情動的、社会的、認知的なあらゆる心理状態を受け入れて活用する能力」を「ホールネス(全体性)」と表現しています。ポジティブもネガティブも含め、すべてを最大限に活用し、「ホールネス」を持った人間をめざそう、と訴えています

 

この本の趣旨は、当たり前といえば、当たり前なのですが笑、明確に言語化してくれているところに意義を感じました。上記以外にも個人的には興味深いキーワードが盛りだくさん。「アダプティブ・アドバンテージ」「マイナス化思考」「マインドフル・マインドレス」「快適中毒」などなど。

また、ストレングスファインダー®や、選択理論、また、「生ハムと焼うどん」笑との絡みや、自分の日常生活との絡みも想起・妄想しつつ楽しく読めました。皆様も、どうぞ。