おはようございます(ハイタッチ笑!)。布施淳です。

 

以前も同じような記事を書いたかもしれません。でも日々経験することですので、重複していてもまた書きます笑。

高齢化社会ですから、患者も高齢者が多いです。

外来・入院問わず、患者として、あるいは患者家族として、年配の女性から話を伺うことが多いです。

主に、夫が退職後の、60代以降の世代の方。

そんな妻たちから頻繁に耳にする意見を一言で言うと、

 

「夫から被るストレスがハンパない!」

 

 

退職して、一日中家にいる。

趣味がない。

何もしない。

妻に干渉してくる。

文句ばかり。

すぐ怒る。

 

さらに年齢を重ねていくと、

 

弱ってくる。活動度低下。

介護。世話がやける。

難聴。

認知症。

 

そんな、夫から被る様々なストレスは、妻の心身を蝕みます。自分からは言い出さない人も多いです。「何かストレスありますか?」とこちらから問うと、「実は、夫が、、、」と話し始めたり。そのストレスは、10年、20年、30年、、と続くわけです。日々、ボディブローのように妻を痛みつけます。でも、多くの妻は、「仕方ない」と諦めています。健気です。肉体的にも精神的にも、強いのは女性です(→ 参考:「男性は強くあるべき」は単なるパラダイム)。心が広く、強い女性たちに支えられ、男は日々生活をしているのだと、感じます。

「亭主元気で留守がいい」

彼女らの話しを聞くと、この言葉がまさにその通りであるということが身にしみます。

 

彼女らの世代は、専業主婦が多く(印象)、経済的に夫に依存していましたので、簡単に離婚もできません。経済的優位性が、一見、男性優位な状況を作り出していました。徐々にではありますが、世の中は、女性の社会進出を後押ししています。男性の優位性は薄れていきます。

参考:いよいよ本当の「女性の時代」の幕開け

 

 

若い世代でも、実は妻が夫から被るストレスは少なくないとの意見も耳にします。夫は仕事に出かけ留守にする(含共働き)のでストレスはやや緩和されたり、あるいは、妻は子育てに忙殺されたりするので、直接の夫からのストレスがマスクされることもあるかもしれません。従って、年配女性ほどには夫ストレスは顕性化しない傾向にありそうです。しかし、潜在しています!

夫からのストレスに気付き、それが耐えがたく感じた場合、若い世代で、経済的に自立的できる女性なら、割と簡単に離婚という選択肢を想起するかもしれません。男性の唯一の優位性である経済的優位性を、そのような女性に対しては活かせません。男性は無力です笑。日本は離婚率3割ほどですが、ドイツやフランスなど女性への社会的サポートの厚い国ですともっと高い離婚率となっています。

参考:我が国の人口動態 (厚生労働省HP)

 

 

男性は、妻に限らず、周りへの気遣いをもっと意識してそのスキルを身につけると良いのだと思います。

そして、自分自身がストレスの種になっていることに気づいていない男性も多いと思います。自覚しましょう。

趣味を持って人生を楽しみ、より長い健康寿命を目指すことももちろん、大事です。自分のためにも、妻のためにも笑。

世の中の男性の皆様、宜しくお願いします笑。

もちろん、他人事ではありません。