おはようございます(ハイタッチ!)。布施淳です。

自分で実際の場面を見聞きしたわけではなく、どのような話の流れでこのような発言になったのかわかりませんが、テリー伊藤氏のテレビでの発言が話題になっています。

http://news.livedoor.com/article/detail/11288620/

元タレント女医の脇坂英理子容疑者が、逮捕されたニュースに絡み、以下の発言をしたそうです。

「医者は遊んでて仕事ができるのか。テレビの演出家でも料理家でも、みんな努力してる。医者って、年をとっても試験がない。だから努力をしてないと思うよ」

「そういう人(努力している人)もいるけど、患者の話を聞いて薬を出すだけの人もたくさんいる。こんな楽な仕事はない。どう向上心があるか、発表してほしい」

 

どんな業界でも、努力の度合いは人それぞれです。誰が見ても努力している人もいれば、していない人もいます。また、同じような努力をしていても、努力しているように見える人、そうは見えない人、いろいろです。テレビの演出家でも、料理家でも、です。そんなこと語るのもバカバカしいくらい、当たり前のことです。

 

 

 

なぜ、テリー氏は上記のような発言をしたのでしょうか。政治的な目論見があるのでしょうか。テリー氏個人に焦点を当てると、自分的にはポイントは3点です。

 

① 業界での生き残り、アピール

② 交友関係

③ 嫉妬

 

 

① 業界での生き残り、アピール

テレビのコメンテーターは、当たり前のことを言っていては仕事になりません。人と異なること、自分でしか言えないこと、異なった切り口のこと、を言ってはじめて仕事になるわけです。亡くなったコメンテーター竹田圭吾氏もポイントの1つとして「ほかの人と同じことを言わないこと」を挙げていました。

恐らくテリー氏も、そのつもりで発言したのだと思います。テリー氏自身、テレビ出演においては、かつての勢いはなく多少の焦りがあるのかもしれません。ちょっと極端な発言によりインパクトを残そうとしたのかもしれません。それだけテレビ業界で生き残っていくのは厳しいということなのでしょう。

とはいえ、公共の電波で、極めて偏った意見を平然と押し通してしまうのは、テリー氏自身のイメージダウン、そのテレビ番組「サンデージャポン」のイメージダウン(テリー氏の会社が制作しているようですね笑)、TBSのイメージダウン、テレビ業界のイメージダウン、日本の、日本人のイメージダウンです。

 

② 交友関係

にしても、テリー氏の発言は短絡的すぎます。その発言を助長した因子として、彼の交友関係もあるかもしれません。すなわち、テリー氏には親しいテレビ演出家、料理家の友人がいるのでしょう。彼らはとても努力されている方がたなのでしょう。一方で、テリー氏には親しい医師の友人がいないのかもしれない、ただそれだけのことかもしれません。その証拠に、医師の業務を全く理解していません。「患者の話を聞いて薬を出すだけ」=「こんな楽な仕事はない」、という思考はあまりにも浅はかです笑。「患者の話を聞いて薬を出す」プロセスも様々であり、非常に高いプロフェッショナルスキル・知識が必要になります。本気で思っているとしたら、テリー氏の脳血管の動脈硬化が心配です。脳ドックをお勧めしたいです笑。

 

③ 嫉妬

もう一つ、嫉妬です。

確かに、医師は社会的地位は高い方ですし、収入も高い方です(テリー氏には遠く及びませんが)。困っている病人を救う医師は人に感謝されやすい職業です。(テリー氏的には)楽そうに見えて、安定した地位で勝つ感謝されやすい立場にいることが許せないのかもしれません。きっと、テリー氏自身は大変な努力をして今の地位を築いてきたのでしょう。

医師になるためには、「運」が大きな要素である事は以前このブログでも触れました。

なぜ彼が医師で、彼女が看護師なのか?

この「運」にも嫉妬しているのかもしれません。

 

 

様々な医師がいますし、確かに努力していない医師もいることは事実です。大事なことは、これまでの日本で、質が高くかつ安価な医療に誰でも平等にフリーアクセスできる、世界でも類稀な医療環境は医師一人一人の努力なくしてありえない、ということです。多くの医師は、今日もこの世界一の医療環境を献身的に支えているわけです。