おはようございます。布施淳です。

雪です!東京では、この冬初めての積雪です。

Snow 駒沢

この時期、毎年のように病院に搬送されてくるのは「雪かき MI(心筋梗塞)」です。

雪かき中に胸が痛くなり心筋梗塞を発症したり、重篤な不整脈(心室細動)で卒倒・突然死してしまう患者です。

雪かきは、身体的に悪影響を及ぼしうる問題点がいくつかあります。

 

① 寒冷環境下で行われること

② 作業高度が高いこと(6.0METsほど)

③ 作業様式が上肢の静的な筋力発揮を伴うため,筋における血流限止および胸腔内圧の上昇により心臓への負担が増大し,血庄上昇を起こしやすいこと

④ 冬は寒く運動不足になりがち

⑤ 腰背部を中心とした特定の部位に疲労が集中し,障害が発生しやすい

除雪作業と体力 須田力

健康づくりのための身体活動基準

 

⑤は別として、①-④は心臓に負荷になります。特に、高齢者にとっては「リスク」となるわけです。

さらに、雪かきには「ノルマ」が発生します。自分のペースに合わせて出来る体操や散歩、ジョギングとは異なります。調子が悪くても、途中で止めたり、休んだりしにくい背景があります。生活に支障がなくなるまで除雪をすべく、雪かき「しなくてはいけない」ことになります。これが過負荷につながります。

 

心臓に基礎となる病気が潜在している人が、上記の背景のもと過剰な負荷にさらされることで、心臓のトラブルに至るのです。

特に東京の人は、不慣れな分、要領も悪いのでしょう。

 

雪かきは、出来る限り若い人にお願いする、自分で行う時は無理しない、頑張りすぎない、のんびり、楽しく出来る範囲にとどめる、感じでお願いします。

 

Snow 雪かき2