こんにちは。布施淳です。

友人と「芸術の道に進むのも良いけれど、それで生活していくのは大変だよね、、、」というような内容の話をしていた時に、ふと思い出した、どっかで見た、この題名の本。

 

 

で、読んでみました。読んでみたら、結構面白い。

本の題名である問いの答えは、ピカソは、ゴッホよりお金のリテラシーが高かったから、です。すなわち、お金を稼ぐ(Value to Money; マネタイズ)、お金を創る(Credit to Money; キャピタライズ)、信頼による物々交換(Value to Value)、といったスキルを有していたのです。この本は、ピカソとゴッホを例に出していますが、本質は、お金や社会変化に関する本でした。まあ、2年も前の出版ですけれど苦笑。

 

この本ではお金の定義を「コミュニケーション・ツール」としています。強力ではありますが、絶対的なものではなく、数ある「コニュニケーション・ツール」の一つに過ぎないと言います。そして、インターネットの登場により、世界は三層構造になってきています。個人間のネットワーク、グローバル企業、国家、の三層です。そしてこの三層は対等の関係です。例えば、アップルはアメリカ政府より多くの預金を保有しているそうです。SNSも国境を遥かに超えています。即ち、国家は絶対的なものではなくなってきています。勿論、その国家が発行するお金も絶対的な物ではないのです。

 

そして、「お金」という結果よりも、それを生み出す「信用」の方に次第に視点がシフトしています。国家資本主義社会から信用主義社会への移行です。お金を 貯めるより、信用を貯める。すなわち、信用とは何か、そして誰と付き合い、どう自分自身の信用を創造するか、を考え行動することが重要と説きます。Give & Takeではなく、Give & Giveの精神が求められます。

 

そして、重要なのは「コミュニティ」です。そのコミュニティは、仕事や場所により形成されるのではなく、「価値観」を土台に創造されたもの、です。

 

混沌とした21世紀の世の中の動向を解説し、今後の生き方のヒントを提供してくれています。2年前の出版ですし、当たり前の人には当たり前なのでしょうが、自分的には、学びが多かったです。特に、お金の定義とその価値についての記載は目から鱗でした。もう少し知見を深めて、行動に移したいと思います。