おはようございます。布施淳です。

しつこいですが、またこの本に関して。

 

 

ラグビーにおいて、ディフェンス(守り)よりも、アタック(攻撃)のスキルの方が重要と言います。

理由は、ディフェンスは3つか4つの約束事で対応可能ですが、アタックは「ディシジョン・メイキング」、決断する要素が入り、選択肢の数が膨大になるから、とのことです。

 

アタックよりもディフェンスが基本であり重要である、という切り口はありますが、W杯レベルのハイレベルなラグビーではアタックがより重要ということかもしれません。

 

ディフェンスは、受け身です。敵のアタックに合わせた陣形や対応になります。そこにクリエイティブな思考はありません。頭を使う頻度は少なく、楽といえば楽ですが(体力勝負ですが苦笑)、つまらないといえばつまらないです。

 

アタックは、独自の動きが可能、というか、求められます。クリエイティブな思考が必要です。連続攻撃の中での、臨機応変な動き、判断が必要です。

 

何もラグビーに限ったことではないでしょう。

 

何気ない日常会話もそうでしょう。話題を振る人(アタック)は、今の環境で、目の前の相手に対して、どのような話題にするか、の判断をしなくてはいけません。クリエイティブな思考を、より多く要します。

聞き手(ディフェンス)は、その話題に応じた対応をすれば済む場合が多く、アタックほどは、クリエイティブな思考は必要としません。

 

漫才のボケとツッコミ。ボケはアタック。よりクリエイティブな思考が必要です。ツッコミは、受け身、ディフェンスです。漫才コンビを解消し、ピン芸人で活動する際、人気者として芸能界に生き残るのは、ボケ役(アタック)の方が多いです。ビートたけしやB&Bの洋七(古い?)、紳助竜介の紳助などが典型例です。クリエイティビティが高いからでしょう。

 

紙兎ロペでは、アキラ先輩がアタック、ロペがディフェンス、の事が多いです。アキラ先輩の方が、人気者だと思います笑。

 

 

全然、カテゴリーは異なりますが、医師も、そんな切り口で考えられます。

 

通常の臨床医は病院で患者を待つ、ディフェンスですね。頭脳労働ももちろんあるのですが、現実的には結構、体力勝負。クリエイティビティーはあまり要しません。

 

医学研究で、病気の予防法を開発したり発見したりする研究者の方が、アタック、クリエイティブですね。

 

病院の最前線でバリバリ働く臨床医が、攻撃的なイメージで、研究者の方ががディフェンシブがイメージ、のように、なんとなく抱いていましたが、全く逆ですね。