おはようございます。布施淳です。

50歳台で急性心筋梗塞や心不全で緊急入院してくる患者は少なくありません。この世代では男性が圧倒的に多いです。働き盛りの年代のはずですが、病気を契機に失業してしまう人も散見されます。そうなりますと、この世の中、再就職は簡単ではありません。退院後の、外来診療中に患者とそのような内容の会話を交わすことが度々あります。
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先日、勝間和代さんの「ホームレス」に関する話をお聞きしました。ホームレスになってしまう典型的パターンの話。
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サラリーマンの中年男性が、住宅ローンを抱え、その後会社にリストラされ、退職金でローンの繰り上げ返済をするも、まだ借金は残。再就職を模索するもなかなか見つからず、その最中に病気になり、家族離散。自宅は取上げられ、そして、ホームレスに、、というプロセスを辿るケースが多いそうです。
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まさに、それと紙一重(もしかしたら合致)の方たちと、我々医療者はよく遭遇しているのかもしれません。
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「再就職が難しい」という観点で、対照的な存在として、よく想起するのは「看護師」です。「看護師」は常に売り手市場で、引く手数多です。どの病院も看護師不足で、常に看護師募集中です。看護師の資格を持っていれば、再就職は容易です。若手看護師の中では、数年働き、そして気軽に仕事を辞めて、1-2年海外で過ごし、英語を勉強したり、様々な経験をして、帰国。そして、簡単に再就職、というスタイルを取る方も多いです。そんな自由な生き方を羨ましく思うことが多々あります。
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元看護師のホームレス、なんてありえないですね笑。
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やはり、たかが資格、されど資格です。