こんにちは、布施淳です。相変わらず、連日の講習会続き、そしてもれなく飲み会が付随し笑、疲労を助長しています。世の中はゴールデンウィークですが、個人的にはゴールデンウィーク感、ゼロです笑。

それでも、ひと段落しました。

 

さて、循環器医の自分としては「中毒」に接する機会は日頃あまりありません。強いて言えば、「ジギタリス中毒」。ジギタリスという心臓の薬が効きすぎると、ジギタリス中毒になり、食欲不振、嘔気嘔吐、不整脈を生じたりします。

そんな中毒初心者の自分が、「中毒」を少々勉強する機会に恵まれました。

その学びの中で、インパクトあった言葉は、

全ては毒である。毒でないものなど有りはしない。それが毒かどうかは、量で決まる。

これは、中世の医師、錬金術師であるパラケルスス(1493-1541)の言葉です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%82%B9

 

なるほど、と思います。

塩分は生命の維持に必要ですが、摂り過ぎると、高血圧など、身体に毒になります。

糖分も生命の維持に必要ですが、摂り過ぎると、糖尿病など、身体に毒になります。

脂分もしかり。

アルコールも、少量ですと心臓病を減らしたり、寿命を延ばしたりすることが期待できます。しかし、過剰摂取は、ご存知の通り、肝障害や、 癌、依存症など、様々な身体的、精神的問題に陥ることがあります。

【参考】http://junfuse.com/150429/

生命維持に極めて重要な「水」だって、例に漏れません。水がなければ生きていけませんが、その摂り過ぎは、やはり、「毒」になります。

水中毒:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E4%B8%AD%E6%AF%92

 

生命維持に極めて重要な「酸素」も、過剰になると、「毒」になります。

酸素中毒:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E4%B8%AD%E6%AF%92

医療においても、酸素の過剰投与を控えるべき場面が多々あります。

 

食べ物も、○○が健康に良いので、そればかり食べる、ということがよくあります。偏食は、「毒」になる可能性があります。なんでも、ほどほど、バランスが重要ということです。摂り過ぎで、良い物は、ないと考えましょう。