おはようございます。布施淳です。

仕事で何かしらの事象やトラブルが生じた場合(例えば医療事故)、あるいはシミュレーショントレーニング(例えば防災訓練や心肺蘇生教育)の際、当事者たちが自身のパフォーマンスを振り返り、そこから学びを得る「デブリーフィング」という学習手法があります。
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【参考】デブリーフィングテクニック(IMI株式会社) http://imimed.jp/education/debriefing.html
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その手法の1つ「GAS」というフレームワークがあります。
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G: Gather
A: Analyze
S: Summarize
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G: Gather
まず情報を集めます。今、自分たちが行ったパフォーマンスを客観的に振り返ります。適切に出来た点、改善すべき点を挙げます。
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A: Analyze
集めた情報を分析します。適切に出来た理由はを検討します。改善すべき点について、適切なパフォーマンスに至らなかった理由を考えます。
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S: Summarize
重要事項をまとめます。特に、次回、同様の場面に遭遇した場合に最高のパフォーマンスを発揮するための具体的な対策を提示します。
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大変シンプルなフレームワークですが、例えばアメリカ心臓協会(AHA)もこの手法を推奨しています。下記リンクは、心肺蘇生術施行後のデブリーフィングを学ぶためのコンテンツ(e-learning)であり、ここでもGAS法を採用しています。
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「GAS」って、先に取り上げた、「空 ・雨・傘」とよく似ています。
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【参考】「知識と思考を区別」と「空雨傘」http://junfuse.com/150328/
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G:事実を集める →空
A:分析解釈 →雨
S:判断行動 →傘
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「GAS」は、教育とか学習のカテゴリーから生まれたフレームワーク。
「空 ・雨・傘」は、ビジネスのカテゴリーから生まれたフレームワーク。
どちらも、問題解決のためのツールです。物事を考えるにあたり、基本的な、かつ重要なプロセスということです。
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