こんばんは。布施淳です。珍しく、夜です笑。

 

コミュニケーション本。自分は存じ上げませんでしたが、著者は人気アナウンサーだそうです。著者は、アナウンサーなのですが、もともとはコミュニケーション障害だったと言います。それでもアナウンサーになり20年の「コミュニケーションのプロ」としてのキャリアを築いてきました。そんな経歴を持つプロならではの気づきが満載です。
コミュニケーションの本は世の中に星の数ほどあります。自分も、その手の本は幾つか読んでいます。この本は、ちょっと切り口が違い、「目から鱗」的感覚も味わうことができました。
・コミュニケーションとは、気持よく、楽になる営み。
・コミュニケーション欲求は、食欲・性欲・睡眠欲と同じレベルの人間が持つ基本欲求。
・コミュニケーションの目的はコミュニケーション。伝達される情報は二の次。
特に、これらの言葉には、目から鱗でした。これまでの自分は、コミュニケーションスキルを上げて、上手く伝えよう、なぜ伝わらないのか?、伝わったことを確認しよう、どのように確認するか?、、、などなど、、、このような思いが強かったと思います。
もちろん、そのようなコミュケーションスキルを否定するわけではなく、それはそれで必要なことなのですが、この本でいうコミュニケーションの意味するところは、どちらかというと「雑談」に近い感じです。もしくは、他の人、他の人たちと場を共にした時に心地よく過ごすスキル、という感じです。
この本では、コミュニケーションを「ゲーム」と捉えています。
敵味方に分かれた対戦型のゲームではなく、参加者全員による協力プレーです。ゲームの敵は「気まずさ」。参加している人全員が会話を通じて気持ちよくなれば「勝ち」のゲームです。
これは素晴らしい比喩だと思いました。
目の前にいる、ちょっと苦手なタイプで、なんの話をして良いかわからないような人も、敵じゃなくて、協力プレーの仲間ということです。
このように場の人たちを捉えれば、リラックスできますし、その都度ゲームの戦略を振り返り、スキルを磨く姿勢を持ちやすいと思います。
そして、ゲームの最強戦術は「聞く」です。
コミュニケーション障害の克服方法は、自分がいかにしゃべれるようになるかではなく、まず相手の話を興味を持って聞くことが重要です。興味を持つと、当然疑問が湧いてきます。そしたら、質問すればいいんです。具体的に訊くこともポイントです。
人から話を引き出すことができると、聞いているだけでおたがい楽になっていく、とありますが、そのような感覚を味わったことがある方は多いと思います。
コミュニケーション・ゲームがおこなわれる場は常に相手のフィールドです。いつもアウェイゲーム。コミュニケーションは徹頭徹尾、人のため。極論言えば、自分の意見なんて要らないといいます。
その他、色々なtipsも役立ちます。たとえば、、
誤解ウェルカム
愚者戦略
戦略的な子ども
優位に立たない技術①ホメる  ②驚く  ③おもしろがる
原則①ウソ禁止  ②自慢はご法度  ③相手の言うことを否定しない
先の通り、この本でいうコミュニケーションは「雑談力」「他の人たちと場を共にした時に心地よく過ごすスキル」といっても良いように思います。このスキル、非常に重要と思います。まさに、僕はこのようなスキルが極度に下手です苦笑。僕は割と一人で過ごすことが好きなのですが、もしかしたら、他の人と心地よく過ごすスキルが下手であるために、それを避けるべく一人でいるだけなのかもしれません。一人でいるのが好きというのは、もしかしたら、自己欺瞞なのかもしれません。自分によく問いかけ、自分をもう一度よく見直しつつ、この本でコミュニケーション障害を是正しようと思います笑。