おはようございます。 布施淳です。

昨日

前兆の胸痛(不安定狭心症)→我慢→→→急性心筋梗塞→心室細動→突然死

こんな話をしました。昨日は東京でも雪がちらつきましたねー。

「心臓病は寒い冬に多い」ということは、なんとなくイメージできることですね。

国立循環器病研究センターは具体的にそのようなデータを出しています。月毎の心原性心停止の発症率のグラフです。心原性心停止とは、心臓が原因で心停止に陥ってしまうことであり、急性心筋梗塞も多く含まれます。

心停止季節変動

冬は、一般的に血圧が高くなります。高くなると、心臓への負担も増えます。血管への負担も増えます。また、寒いことで血管が収縮(痙攣)しやすくなります。また、寒い外気と、室内の暖房という寒暖の差が大きな血圧変動を来すことがあり、これも負担になります。

国立循環器病研究センターは、冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10箇条を提案しています。

http://www.ncvc.go.jp/pr/release/003108.html

 1)  冬場は脱衣室と浴室を暖かくしておく。
 2)  風呂の温度は38~40度と低めに設定。熱い湯(42~43度)は血圧が高くなり危険です。
 3)  入浴時間は短めに。
 4)  入浴前後にコップ一杯の水分を補給する。
 5)  高齢者や心臓病の方が入浴中は、家族が声を掛けチェック。
 6)  入浴前にアルコールは飲まない。
 7)  収縮期血圧が180mmHg以上または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える。
 8)  早朝起床時はコップ一杯の水を補給する。睡眠時の発汗で血液が濃縮しています。
 9)  寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整しましょう。
 10)  タバコを吸う方は禁煙をしましょう。

10項目中、入浴関連の項目が6つ苦笑!

入浴時は、温度の差が大きくなったり、それに伴い血圧変動が大きくなったり、脱水になり血液が「どろどろ」になったりと、心筋梗塞のハイリスク環境ということでしょう。

 

以前当blogでも何度か触れましたね。復習、復習笑!

日本は有数の溺死国 http://junfuse.com/141014bath/

安全に入浴を楽しもう!http://junfuse.com/141015bath2/

入浴時死亡の機序 http://junfuse.com/141016bath3/

浴槽に入る前に http://junfuse.com/141022bath4/

 

一旦、重症な病気を発症してしまうと、そこから脱することは困難な場合が多々あります。

そこに陥いる確率を少しでも下げることが肝要です。

上記項目は、一つ一つは難しいことではありません。手間も時間もコストもほとんどかかりません。今日から、実践できますね。

可能な範囲で、日々心がけてみましょう。