おはようございます。挨拶は先制攻撃!布施淳です。

下図は、死因別にみた死亡率の年次推移です

死因別にみた死亡率の年次推移 平成26年我が国の人口動態

(平成26年我が国の人口動態)http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf

1位は「がん」、2位「心臓病」、3位「肺炎」、4位「脳卒中」です。

「がん」がダントツで、「心臓病」と「脳卒中」を加えても、まだ「がん」の方が多いです。

 

一方で、下図は、傷病分類別医科診療医療費構成割合です。

傷病分類別医科診療医療費構成割合 平成24年度国民医療費の概況

(平成24年度国民医療費の概況)http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/12/dl/data.pdf

総数では、1位が循環器系の疾患、2位が新生物です。

循環器系の疾患=「心臓病」+「脳卒中」

新生物=「がん」

とお考え頂いてよいと思います。

 

死因は「がん」が多いのですが、医療費は循環器系の疾患の割合がトップです。

循環器系の疾患の成れの果ての多くは、「心臓病」、「脳卒中」による死亡です。

「心臓病」、「脳卒中」に罹患しないように、死なないようにその治療・予防に、多額の医療費が投入されていると解釈できます。死因トップの「がん」より多く、1.5倍以上にも及んでいます。

使い過ぎではないか?そんな意見が出てもおかしくありません。

 

日本は借金だらけ。医療費は約39兆円です。この医療費を少しでも有効に利用し、国民に効率良く、かつ質の高い医療を提供できればと思います。

ここ数日、心臓カテーテル治療(PCI)に関わる記事を書いてきました。

http://junfuse.com/141220/

http://junfuse.com/141221/

http://junfuse.com/141222/

http://junfuse.com/141223/

http://junfuse.com/141224/

この循環器系の疾患に関わる医療費に、「無駄なPCI」「効果的でないPCI」が少なからず含まれており、財政圧迫を助長し、他領域の医療にも悪影響を来しているのではないかと危惧しています。