おはようございます!あいさつは先制攻撃!布施淳です。
世の中はバター不足だそうです。
参考:農林水産省ホームページ
様々な情報が飛び交っていますが、主に酪農家不足や原料や人件費などコスト高の影響のようです。
ちょうど偶然、牛乳関連の本を読んだところでしたので、バターについて確認してみました。
牛乳とタマゴの科学 (ブルーバックス)
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生乳を遠心分離すると乳脂肪脱脂乳に分かれます。乳脂肪は膜(脂肪球皮膜)でおおわれ、脂肪球(クリーム)といわれます。
脂肪球を激しく撹拌して脂肪球皮膜を壊します。出てきた脂肪を冷やして固め、ガーゼで濾過することで脂肪が集められます。これがバターです。
生乳
(1)脱脂乳
   ①カゼイン
   ②乳清(ホエー):タンパク質、乳頭、ミネラル、水溶性ビタミン、アミノ酸
(2)乳脂肪=脂肪球(クリーム)
   バター、脂溶性ビタミン
   ②脂肪球皮膜など
ちなみに、牛乳を製品化するにあたり、脂肪の分離の程度で、乳脂肪分が変わってきます。脂肪を分離していないのは「生乳100%」「無調整」とか記載され、脂肪分を調整しているものには、「低脂肪」「成分調整」といった記載がされます。
牛乳は炭水化物(乳糖)、タンパク質(カゼインと乳清タンパク質、遊離アミノ酸)脂肪(乳脂肪)ミネラル、ビタミン(水溶性と脂溶性ビタミン)と五大栄養素のすべてを含んでいることがわかります。
こんせんくん
体に良さそうな気はするのですが、なかなか議論があるところでもあります。
→ 参考「牛乳を1日3杯以上飲むことはよいことではないかもしれない」
バター不足で心配なのは、バターが容易にマーガリンに置き換わってしまうことです。
上記のように、バターは牛乳から作られます。
一方、マーガリンは、植物性あるいは動物性の油脂から作られます。
外観は似ていますが、全く異なったものです。
多くのマーガリンは心臓病を助長するトランス脂肪酸が含有していますので、できれば摂取したくない食材と思っています。