おはようございます!あいさつは先制攻撃!布施淳です。
一昨日、昨日に続き、「冷え」の話です。
「末梢の血管が収縮してしまう一つの原因は、中枢の温度(わかりやすく言うと、身体の中心、内臓の温度)が低いことと推測されます。」と書きました。動脈硬化が進展していない若い人が「冷え」を訴えている場合は、これに該当するでしょう。一方、動脈硬化が進展している中年以降の方が「冷え」を訴えている場合は、異なったメカニズムかもしれません。
動脈硬化により血管の拡張性反応(機能的に拡張する反応)が悪化したり、血管そのものが物理的に狭くなったりします。したがって、仮に中枢の温度が低くなくとも、動脈硬化により手先指先の毛細血管が拡張しずらくなっていたり、物理的に狭くなっている可能性があるわけです。動脈硬化進展を予防するためには禁煙や、高血圧、糖尿病、脂質代謝異常(コレステロールや中性脂肪)を予防是正を心がけることが必要です。もちろん、中枢の温度が低いことと、動脈硬化が並存している可能性もあります。
動脈硬化は、幼少時から始まっているという意見もあります。血管が物理的に狭くなくとも、血管内皮障害により血管拡張性反応がまず低下してきます。「自分は若いからまだ大丈夫」ではなく、若い頃から、禁煙や運動食事など、生活習慣病の予防になるような生活を心がけることが大事ですし、「冷え」対策にもなります。
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 動脈硬化