おはようございます!あいさつは先制攻撃!布施淳です。
昨日「冷えには筋トレ」http://junfuse.com/141025muscle/ という話をしました。
筋肉は熱を産生して、体温上昇を促す、という理屈です。
ちょうど昨日、とある勉強会で、一般人とトレーニング者の毛細血管の数を比較した研究(Am J Physiol 1977, 232, H705–712.)を目にしました。
結論的には、「運動により、運動筋肉内での毛細血管網が増加する」ということでした。
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また、日本循環器学会の「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」には、「身体活動性低下に基づくデコンディショニングは,毛細血管密度の減少をきたす」という記載があります。
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運動により筋肉の毛細血管が増え、運動しなければ減るということです。
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慢性心不全患者に対する運動療法により,総末梢血管抵抗が減少したという研究(JAMA 2000; 283: 3095-3101.)もあります。
毛細血管が増えることと、毛細血管の拡張反応性が改善する(血管が拡がりやすい)ことに起因します。
「冷え」とくに、手先、足先きの「冷え」を感じている方は、筋トレや運動をし、とくに手先足先を積極的に動かすことで、毛細血管の量的質的改善により、血流が改善し、「冷え」が軽減することが期待できるわけです。
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① 筋肉の熱産生
② 毛細血管の質的量的改善による末梢循環促進
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オーバーラップする部分もあるのでしょうが、これらが運動の「冷え」に対する治療効果の機序と言えそうです。
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