カカオ含有率の高いチョコレートは血管内皮機能を改善させたり、血圧を下げたりする作用があると、Braunwald Heart Diseaseという世界標準の心臓病の教科書には記載されています。
In trials, intake of cocoa or dark chocolate improves endothelial function and reduces SBP and DBP (−5.9 and −3.3 mm Hg). BP lowering occurs with as little as 6.3 g (30 kcal)/day of dark chocolate, increases over time, and is related to increased endothelial nitric oxide production. 

 

1日たった6g食べるだけでも、血圧低下作用が期待できるそうです。

 
しかし、「チョコレート」なら何でも良い訳ではありません。

 

あくまでも「ダークチョコレート」です。

 

 

でもその定義は意外とあやふやですので、調べてみました。

 

日本チョコレート・ココア協会のHPによりますと、

「ダークチョコレート」は「ビターチョコレート」と同義に使われることがあり、ミルク(乳製品)が入らない、カカオマスが40~60%のチョコレートのことをいいます。しかし、ミルクが少し入ったものでもダークと称したり、糖分や乳製品分が少なく苦味の多いチョコレートのことをいうことがあります。また最近では、カカオ分70~90%という低糖のチョコレートのことをいう場合もあります。

 

 

要するに、明確な定義はなく、かなりバリエーションがありそうです。いい加減ですね笑

 
一方、Wikipediaによりますと、米国でも明確な定義はないようですが、

 

カカオ分70-99%が通常のようです。

 
ダークチョコレートの健康への影響を調べた論文をいくつか見てみると、カカオ分70%以上とか、85%以上とか、の記載がありました。

 

結論的には、「カカオ分70%以上がダークチョコレート」の目安で、健康への好影響が期待できるということになるでしょう。

 

含有率が高いほうが、ポリフェノールなどの有効成分も高いでしょうし、砂糖や添加物などの成分は少ないでしょうから、好ましいと思います。つまり70%より、80%が良いし、80%より90%が良いのでしょう。

 
先日夏期休暇でハワイに訪れました。スーパーマーケットが大好きなのですが、お気に入りのスーパーの1つDown to Earthのチョコ売り場の写真です。

 

Hawaii choco2 Hawaii choco1

 

多くのチョコレート製品にカカオ分の表示がされていました。

 

30%や50%の製品も多いです。70%以上の製品はむしろ少なめです。

大事なことは、自分が食べているチョコが、どの程度の製品であるか把握することです。

 

日本ではこのような表示は、まだごく一部ですよね。

 
カカオ分の低いチョコの食べ過ぎは推奨できませんので、日本も見習いたいものです。

 
日本でもカカオ分が表示されている製品はあります。例えば、これ。時々食べます、95%。

 

株式会社明治 チョコレート効果

チョコレート効果95 チョコレート効果

スイスの輸入物ですが、こちらの99%は、僕の愛用チョコです。500円と、ちょっと高いけれどね。

Lindt リンツ  エクセレンス

チョコリンツ100%

 

チョコレートを食べるときは、このカカオ含有率を意識することをお勧めします。