医学部では「風邪」について習う機会はありませんでした。医師になってからも特に学んだ事はありません。現場で何となく対応してきたのが現実です。

「誰もおしえてくれなかった「風邪」の診かた 重篤な疾患を見極める!」

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この本は、そんな医師のわだかまりを解消してくれる1冊です。

自分の現在の職場では、循環器専門なので、あまり風邪を診る機会は多くないのですが、あまりにcommonな疾患ので、抑えておかねばなりません。
風邪の定義は、

「ほとんどの場合、自然寛解するウイルス感染症で、多くは咳、鼻汁、咽頭痛といった多症状を呈するウイルス生上気道感染のこと」。
この”多症状”がくせもので、なんでもかんでも「風邪」と表現してしまう医師は多いです、自分も含め苦笑

大変基本的なことですが、勉強になったことを1つ。
典型的風邪の症状は、咳、鼻汁、咽頭痛(のど痛)です。
この3つをアンバランスに訴える患者さんは「風邪」以外の病気の可能性があります。
一方、「咳、鼻汁、咽頭痛の3つを急性に同時に同程度訴える患者さんは『風邪』である」だそうです。
覚えておきましょう。