患者さんの言葉。

医師に対して、「先生にすべてお任せします」と言ったり、

自分の担当医のことを「あの先生は薬ばかり出すから、どんどん薬が増えてしまう、、」と不満を漏らしたり、することがよくあります。

ここに共通している問題は、自分の身体についての判断を医師に委ねている、即ち、患者の「自分の身体に対する責任感」が欠如しているということです。

健康上の問題は基本的には自分が主体となって解決するものです。インターネットにより医学的な情報をかなり容易に集めることが出来るようになりました。詳しく学べるようになりました。自分の身体の主治医は自分です。医師が治してくれるわけではありません。医師は、患者の健康上の問題解決をサポート役です。患者本人と医師の共同作業です。

 

医師にすべてを任せる、という姿勢は一種の思考停止状態です。
医師に処方されるがままに処方を受けるのも、思考停止しています。
そこに自分の身体に対する責任感は感じられません。
リーダーシップ教育が遅れている日本の国民性かもしれません。

例えば手術、それ自体は勿論最終的に医師に身を委ねることになりますが、その適用や代替治療、術式などに関し質問し理解し、自分の考えを明確にし、伝え、医師とともに十分議論することが望ましいです。

医師が薬を処方するときにも、その処方の目的、効果、他の選択肢の有無、内服期間、コスト、、、確認することは多いです。十分納得した上で、処方してもらうか否かを決めればよいと思います。

当然、医師側も、患者側の言葉に対し聞く耳を持たねばなりません。医師にとってもコミュニケーション能力が極めて重要になってきます。

医師のことを「先生」と呼ぶのも、患者の主体性を低下させる一因かと思っています。
患者の上に医師がある、かのうような印象を抱き易いです。医師に頼ってしまう雰囲気を作り易いです。
医師患者関係がフラットであることが感じられれば、患者の主体性が生まれ易いかと思います。

患者は、医師を「先生」と呼ぶことをやめたら良いと思います。

名前で呼べばよいです。