jcs2014

先週末に日本循環器学会学術集会に参加してきました。循環器、即ち心臓に関する医療医学の学会です。東京国際フォーラムでは収まりきらず、JPタワー、東京商工会議所、サンケイホールまで使っての巨大な学会です。

たかが心臓ですが、奥深い世界が広がっているわけです。

サブタイトルが、「情報爆発とネットワーク時代の循環器病学」です。

まさに、情報爆発!!!

昔は恐らく「医師」というだけで専門家になったことでしょう。
それが、「臨床医」と「研究者(基礎医学)」となり、臨床は、「内科」「外科」「眼科」「耳鼻科」「整形外科」、、、、細分化され、そして、「内科」は、「循環器内科」「消化器内科」「神経内科」「呼吸器内科」、、、、、、、。
「循環器内科」は、「虚血」「不整脈」「心不全」、、、、、
「虚血」は、その中に例えば「カテーテルインターベンション」という専門領域ができ、「不整脈」は、その中に例えば「カテーテルアブレーション」という専門領域ができた。
「カテーテルインターベンション」の中では、CTO(慢性完全閉塞)とかIVUS(血管内超音波)の専門家ができ、、

「カテーテルアブレーション」の中では、心房細動アブレーションの専門家ができ、、、、、、。

このように、医療は際限なく細分化しています。

医療の進歩の証であり、必然です。素晴らしいことである一方、各専門家はその深い深い深い専門領域から一歩はずれた領域に疎くなることは珍しくありません。これまた必然かもしれません。

でも、木を見て森を見ずにならないようにしなくてはいけません。

総合診療医とか家庭医が注目されていますが、もっともな話です。
広い領域全体を広く対応できる医師です。広く診ることが専門の「専門家」です。

健康に関して問題が生じた場合に、気軽に相談できて、とりあえず必要に応じ初期対応を施してくれつつ、どの医療機関にかかったらよいのか、何科を受診したらよいのか、親身に対応してくれる窓口をつくることって大事でしょう。「かかりつけ医」とか「ホームドクター」がその範疇に入ってくるものと思います。

ITの発達により、WEBを通じて、そのようなコミュニケーションをとることも可能になるものと思いますが、やっぱり人と人との直接のコミュニケーションのほうが伝わり易いと個人的には思います。

専門医の世界に浸って、ちょっと感じたことでした。

【まとめ】

気さくで、かつ信頼できる、かかりつけ医をつくりましょう。